2011年6月1日(水)
今日(5月31日)で、ミッション最後の日を迎えました。グザンリとバルダでの6日間に亘る作業を無事終え、ミンゲチェヴィルに別れを告げ、シェキを経由して昨日の夕刻7時頃、バクーに戻って来ました。
今日は色々なスケジュールが詰まっていましたが、チームの皆さんは連日のハードワークにもかかわらず、すこぶる元気で難民レセプションセンターでの作業に取り組みました。ここでは、チェチェンやアフガニスタン、イランからの難民が1,950人ほど保護されています。朝9時から11時までの受付にもかかわらず、大勢の希望者が押し寄せ、午後一時過ぎまで作業時間を延長せざるを得ませんでした。当初の目標100人を遥かに上回る189人の視力チェック数となりました。
11時にアゼルバイジャン共和国のアリ・ハサノフ副首相表敬訪問が予定されており、大宮康之店長と一時現場を離れることになり、更に混乱に拍車がかかりました。最初に視力チェックに訪れたチェチェン難民の生後6ヶ月の2卵生双生児の赤ちゃんは深刻な視力障害を来していました。これまで適切な診断と処置が無かったため、母親が必死に我々のアドバイスと助けを求めて来たので、UCバークレーの金井邦容O.D.を紹介しました。インターネットを通じて何か道が開けることを祈ってやみません。
ハサノフ副首相との面談には渡邊在アゼルバイジャン日本国大使も同行されましたが、副首相は一年ぶりの再会を温かく迎えてくれました。日本が大災害にあっている中、アゼルバイジャンに来てくれたことを心から喜んでくれました。勤勉に働いている日本人がこのような悲劇に遭うというのはとてもフェアでないと心を痛め、盛んに嘆いておられました。また、原子力発電所の事故については、「非常に適切に対応している」、「他の国での事故だったら、世界中を巻き込むもっと大事故に至っていただろう」と評価されていました。アゼルバイジャンでの7回目を迎えた富士メガネのミッションに対しては、「国を挙げて大変感謝しています!是非、これからも続けて下さい」と強く活動の継続を希望されました。
渡邊在アゼルバイジャン日本国大使から昼食の招待を受けていましたが、予定の時間をかなり遅れて1時半頃、大使公邸にたどりつき、渡邊大使ご夫妻の丁寧な出迎えを受けました。アゼルバイジャンでの難民、国内避難民に対する富士メガネの継続した活動に大変感謝されました。日本から招かれた板前さんの手料理によるそばをご馳走になり、大使の心遣いにメンバー一同大変感激しました。
3時にはUNHCRアゼルバイジャン事務所で締めのミーティグが開かれ、ミッション30周年となる来年の訪問を約束致しました。
これから、UNHCRアゼルバイジャン事務所招待の夕食会に行って参ります。
明日(6月1日)バクーを発ち、イスタンブールで一泊し、6月3日(金)、日本へ帰国致します。皆さんからの応援に心から感謝致します。
チョウ・サオール(どうもありがとう)!
第七報担当 : 金井 昭雄 O.D.
生後6ヶ月の赤ちゃんの視力障害に対して専門的なアドバイスを求める母親。
金井昭雄O.D.はUCバークレーの金井邦容O.D.を紹介
最終日の作業終了。充実感に満ちた表情の一行
アリ・ハサノフ副首相(右から3人目)を表敬訪問。温かく迎えられ、継続した活動に対する感謝の言葉をいただく。
渡邊修介在アゼルバイジャン日本国大使(右から2人目)も同席された
在アゼルバイジャン日本国大使公邸で渡邊大使ご夫妻から昼食のお招きを受ける
UNHCRアゼルバイジャン事務所での活動報告、打合せも無事終了。また来年の訪問を約束。
お世話になったUNHCRアゼルバイジャン事務所の職員と共に
























































