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2011.06.01

第7回 アゼルバイジャン視力支援ミッション 第七報(最終報)

通算第29回 第7回 アゼルバイジャン視力支援ミッション 第七報(最終報)
2011年6月1日(水)

今日(5月31日)で、ミッション最後の日を迎えました。グザンリとバルダでの6日間に亘る作業を無事終え、ミンゲチェヴィルに別れを告げ、シェキを経由して昨日の夕刻7時頃、バクーに戻って来ました。
今日は色々なスケジュールが詰まっていましたが、チームの皆さんは連日のハードワークにもかかわらず、すこぶる元気で難民レセプションセンターでの作業に取り組みました。ここでは、チェチェンやアフガニスタン、イランからの難民が1,950人ほど保護されています。朝9時から11時までの受付にもかかわらず、大勢の希望者が押し寄せ、午後一時過ぎまで作業時間を延長せざるを得ませんでした。当初の目標100人を遥かに上回る189人の視力チェック数となりました。
11時にアゼルバイジャン共和国のアリ・ハサノフ副首相表敬訪問が予定されており、大宮康之店長と一時現場を離れることになり、更に混乱に拍車がかかりました。最初に視力チェックに訪れたチェチェン難民の生後6ヶ月の2卵生双生児の赤ちゃんは深刻な視力障害を来していました。これまで適切な診断と処置が無かったため、母親が必死に我々のアドバイスと助けを求めて来たので、UCバークレーの金井邦容O.D.を紹介しました。インターネットを通じて何か道が開けることを祈ってやみません。
ハサノフ副首相との面談には渡邊在アゼルバイジャン日本国大使も同行されましたが、副首相は一年ぶりの再会を温かく迎えてくれました。日本が大災害にあっている中、アゼルバイジャンに来てくれたことを心から喜んでくれました。勤勉に働いている日本人がこのような悲劇に遭うというのはとてもフェアでないと心を痛め、盛んに嘆いておられました。また、原子力発電所の事故については、「非常に適切に対応している」、「他の国での事故だったら、世界中を巻き込むもっと大事故に至っていただろう」と評価されていました。アゼルバイジャンでの7回目を迎えた富士メガネのミッションに対しては、「国を挙げて大変感謝しています!是非、これからも続けて下さい」と強く活動の継続を希望されました。
渡邊在アゼルバイジャン日本国大使から昼食の招待を受けていましたが、予定の時間をかなり遅れて1時半頃、大使公邸にたどりつき、渡邊大使ご夫妻の丁寧な出迎えを受けました。アゼルバイジャンでの難民、国内避難民に対する富士メガネの継続した活動に大変感謝されました。日本から招かれた板前さんの手料理によるそばをご馳走になり、大使の心遣いにメンバー一同大変感激しました。
3時にはUNHCRアゼルバイジャン事務所で締めのミーティグが開かれ、ミッション30周年となる来年の訪問を約束致しました。
これから、UNHCRアゼルバイジャン事務所招待の夕食会に行って参ります。
明日(6月1日)バクーを発ち、イスタンブールで一泊し、6月3日(金)、日本へ帰国致します。皆さんからの応援に心から感謝致します。
チョウ・サオール(どうもありがとう)!

第七報担当 : 金井 昭雄 O.D.

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生後6ヶ月の赤ちゃんの視力障害に対して専門的なアドバイスを求める母親。
金井昭雄O.D.はUCバークレーの金井邦容O.D.を紹介

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最終日の作業終了。充実感に満ちた表情の一行

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アリ・ハサノフ副首相(右から3人目)を表敬訪問。温かく迎えられ、継続した活動に対する感謝の言葉をいただく。
渡邊修介在アゼルバイジャン日本国大使(右から2人目)も同席された

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在アゼルバイジャン日本国大使公邸で渡邊大使ご夫妻から昼食のお招きを受ける

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UNHCRアゼルバイジャン事務所での活動報告、打合せも無事終了。また来年の訪問を約束。
お世話になったUNHCRアゼルバイジャン事務所の職員と共に

2011.05.30

第7回 アゼルバイジャン視力支援ミッション 第六報

通算第29回 第7回 アゼルバイジャン視力支援ミッション 第六報
2011年5月30日(月)

日本の皆様サラーム(こんにちは)!! 5月29日(日)はバルダでの作業最終日となりました。UNHCRスタッフのエルセヴァールさんから約200名の視力チェックで今日は終了するとの報告を受け、午前・午後の作業と分けずに一気に作業することになりました。今回のミッションは、札幌を出発し、バクーに到着してから同日地方へ移動、そして6日間連続で作業という例年にないハードスケジュールです。メンバーは若干の疲れは否めませんが、一番元気に活動されている金井昭雄O.D.の「はじめよう!」というかけ声で士気も高まり、地方での最後の作業に臨みました。
日本ではあまり見ることのない眼の疾患事例や、年配の多くのIDPs(国内避難民)の方々が今まで眼鏡をかけずに生活している状況を伺ったりと、IDPsがおかれている困難な生活状況を垣間見ると共に、このミッションがいかにIDPsの方々、アゼルバイジャンにとって貴重な支援であり、大切であるかを実際に体験できたことは、非常に貴重な経験であるとしみじみ実感しています。
色々な方々に支えられているミッションですが、我々の代わりに聞きたいことをIDPsの方々に尋ねてくれたり、荷物の搬入・搬出、設営の作業などを手伝ってくれる献身的な「通訳の方々」の働きが、我々メンバーにとって大変有難く、非常に助かっています。日本語通訳のガビルさんとはアグダムで一緒に作業しましたが、一人で二人の通訳をこなすムードメーカーで、自分で車のバンパーを作るなど、何にでも興味をもつ行動派です。フェテリさんは物静かでクールな青年で、謙虚な姿勢は日本人に近い感じがして非常に好感がもてます。ラマンさんは日本に留学した経験があり、今年、フジテレビ(UHB)のニュースJAPANで放映されたアゼルバイジャン特集番組に出演するほどの優秀な大学生で、好奇心旺盛な才女です。アリベイさんは眼鏡寄贈作業を一手に引き受けてくれており、作業後の統計も手伝ってくれるなど、がっしりした体格に細かい気遣いのできる面もある優秀で頼りになる青年です。また、英語通訳のファルハッドさんは一人で視力チェックをこなし、これまでNo.1の視力チェック数を誇る優しい青年ですし、ジャハンさんは一番若くて快活で、自分の意見を持ったお嬢様です。
こうした優秀な通訳の活躍と、後藤さん、石畑さんの視力チェック数も徐々に伸びてきたこと、金井昭雄O.D.のリーダシップの下、金井宏将O.D.にメンバーのフォローをしていただいたことで、本日までに総視力チェック数2,000名以上、現地で直接手渡した眼鏡数は1,900組以上となりました。
明後日(5/31)は午前中にバクーでの作業、アゼルバイジャン共和国アリ・ハサノフ副首相との面談、午後には渡邊在アゼルバイジャン日本国大使お招きの公邸での昼食、UNHCRアゼルバイジャン事務所主催の夕食会など、多彩なスケジュールとなっています。明日(5/30)はガバラからラヒを経由してバクーに戻るという移動の予定になっています。少し英気を養いながら最後の作業に全力で取り組んでいきたいと思います。
それでは、皆様チョー・サオール(どうもありがとう)!! 

第六報担当 大宮康之

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日本に留学経験のある通訳・ラマンさん。好奇心旺盛な才女

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バルダでの3日間の作業が無事終了。現地協力者の皆様と記念撮影

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献身的に作業をサポートしてくれる優秀な6名の通訳:左から、ガビルさん、フェテリさん、ラマンさん、ジャハンさん、アリベイさん、ファルハッドさん

2011.05.30

第7回 アゼルバイジャン視力支援ミッション 第五報

通算第29回 第7回 アゼルバイジャン視力支援ミッション 第五報
2011年5月30日(月)

日本の皆様サラーム(こんにちは)!!  5月28日(土)も27日(金)に続き、バルダの中央病院での作業となりました。2階での作業となるため、昨日は受付を2階の入口に設置しましたが、午後以降、たくさんのIDPs(国内避難民)の方々がつめかけ、入口付近で混乱があったため、本日は1階の階段前に第1ゲート、2階入口に第2ゲートを設けて受付が行われました。作業場に到着した時には既に大勢のIDPsの方々が病院前に集まっていました。UNHCRアゼルバイジャン事務所のエルセヴァールさんが対象者への整理券配布を担当ましたが、我先にと整理券を求める人々の渦に飲まれ、その中心で声を張り上げながら対応されていました。
人垣をかき分けて病院内に入ると、それぞれのゲートの前では地元の警察官が押し寄せる人々から我々を守ってくれました。ミッションへの参加が今回で4回目の日本語通訳・アリベイさんが、「人の波は津波と同じくらいの迫力がある」と言っていました。
作業自体は大勢の皆様のお蔭でスムーズに進めることができました。ミッションはこうしたアゼルバイジャン国内の関係者の方々の支援があって成り立っているとあらためて実感し、メンバー一同感謝しながら作業を行っています。
 嬉しかったことはたくさんありますが、本日の作業には特別ゲストとしてUNHCRのドライバーのアゼルさんのご子息・グルバン君が来てくれたことです。噂に違わぬ爽やかな方で、足の不自由なご老人のエスコートをしてくれるなど、このミッションのお手伝いもして活躍してくれました。 夕食前にホテルから15分ほどの所に位置する水力発電所を兼ねている人造湖に皆で向かいました。そこから望む景色は大変壮大で、その湖の前で記念写真を撮った後、夕食に向かいました。通訳の方々と全員で囲む夕食はこれが最後になります。
明日は大宮さんからのレポートです。アゼルバイジャン滞在も残り僅かになってきましたが、最後まで気を抜かずに全力で頑張ります! サオール(ありがとう)!!

第五報担当:石畑志保

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整理券配布中、あっという間に大勢の国内避難民の方々に囲まれるUNHCRアゼルバイジャン事務所のエルセヴァールさん

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視力のチェックに励む金井宏将O.D.

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視力補正で右目の内斜視が改善。両眼視が可能に

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ミッション終了後に日本から特別製作して発送する眼鏡用のフレームを選定し、事前調整

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ステレオ・フライテストで近方立体視のチェックをする大宮康之店長

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アゼルさんのご子息・グルバン君(右)は噂と違わぬ爽やかな好青年。高齢者の誘導など、お手伝いしていただきました

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夕食に向かう前、ミンゲチェヴィルの人造湖に立ち寄って皆で記念撮影

2011.05.28

第7回 アゼルバイジャン視力支援ミッション 第四報

通算第29回 第7回 アゼルバイジャン視力支援ミッション 第四報
2011年5月28日(土)

皆さんサラーム(こんにちは)!! 
今日は昨日とうって変わり、朝は小雨模様でした。作業場がバルダに変わり、バルダ地方中央病院の2Fで作業が実施されました。私たちが到着する頃には既に大勢の人が集まっていて、1Fのロビーにまでたくさんの人が並んでいました。作業場は少し狭いため三箇所に分かれ、視力チェックに2部屋、眼鏡寄贈のために1部屋使用することにしました。
視力チェックを行っている中で、IDPs(国内避難民)の方々に笑顔でキスをして感謝されると、私まで嬉しくなり、このミッションに参加できて本当に良かったと実感しています。
本日の作業は、視力チェック数301件、寄贈眼鏡数282組、日本から特別製作して送る眼鏡は12組でした。受付には整理券を求めてIDPsの方が殺到し、一時入口を突破される事態に陥りましたが、地元の警察とUNHCRスタッフのアゼルさんの連携した対応で事なきを得ました。
日本語通訳兼納品を担当しているアリベイさんから聞いたのですが、70歳代のおじいさんが、「日本が大変な時に来て援助してくれることは、信じられない程有難いことです。」と言ってくれたそうです。こちらでも日本の情報をよく知っているようです。また、ナゴルノガラバフでの紛争で足を負傷したアリベイさんのお祖母様とUNHCRスタッフのエルセヴァールさんの義理のご両親も来てくれました。
バルダでの作業は、ミッション出発前に当初2日半の予定から3日間に変更されたように、こちらに来て現地の状況を間近に見ても、現地の期待がいかに大きいかを感じています。その期待に応えられるように、メンバー一丸となってミッションを遂行していきます。次回のリポートは石畑さんです。明日もお楽しみに! チョー・サオール(どうもありがとう)!!

第四報担当 : 後藤 しのぶ

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バルダでの作業場となった中央病院のロビーは大勢の国内避難民(IDPs)で混雑

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視力をチェックする金井昭雄O.D.

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寄贈されたメガネにご満悦の女の子

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無事、バルダでの一日目の作業が終了。UNHCRフィールド担当のエルセヴァールさん(右)も笑顔

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作業を終え、帰途に着くメンバー

2011.05.27

第7回 アゼルバイジャン視力支援ミッション 第三報

通算第29回 第7回 アゼルバイジャン視力支援ミッション 第三報
2011年5月27日(金)

日本の皆様サラーム! (こんにちは!)
アグダムのグザンリ居住区での作業は本日が最終日となりました。「昨日の視力チェック数433名を更新して、今日こそは500名突破を目標にしよう!」との金井宏将O.D.の発声で作業がスタートしました。
3日目ともなると我々の活動の話を聞いてIDPs(国内避難民)の方々が作業場に殺到すると予測したのか、アグダム中央病院前の道路を警察が封鎖して建物までを警備、受付でもUNHCRのスタッフが対象者に整理券を配り、外から数名ずつに分けて建物内に入ってもらい、更に椅子に腰かけて順番を待つという万全の体勢を敷きました。一時、待ちきれない一部のIDPs(国内避難民)が大声で叫ぶという場面もありましたが、UNHCRスタッフのアゼルさんやエルセヴァールさんの活躍で元の平穏な状態に戻りました。この二人と通訳のメンバーをはじめ、UNHCRドライバーのマーリックさん、ノブルーズさんなど、本当に大勢の方々の献身的なバックアップがあってこのミッションが成り立っていることを実感し、メンバー一同感謝の気持ちでいっぱいです。
まだ5月だというのに屋外の気温は35度を超え、茹だるような暑さ。建物内では空気がこもり、黙っていても全身から汗が吹き出してくるといった過酷な環境でした。
今日は午前中に整理券を悪用して2度メガネを受け取ろうとする人がいたのをアゼルさんが発見するという珍事件?もありました。
昼食はアグダム市の市長のご招待で、アグダム中央病院の院長も同席されました。ご馳走をたっぷりいただき、元気を取り戻して午後の作業に臨み、気がつくと作業終了の時刻となっていました。作業終了時の警備に来ていた警察官8名の笑顔が大変印象的でした。
本日の視力チェック数は469名と惜しくも500名には及びませんでしたが、3日間の合計では1,209名と、予定を遥かに上回るペースで作業は順調に進んでいます。
明日からバルダに場所を変えて3日間作業することになっています。今回はミッション開始から休みなく作業が続いていますが、ミッションリーダーの金井昭雄O.D.(富士メガネ会長)をはじめメンバー全員元気に活動しています!
明日は後藤さんからのリポートです。皆さんご期待下さい!
それではサオール!!(ありがとうございます!!)

第三報担当 : 五十嵐 靖雄

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長旅と暑さの中、疲れも見せず元気で活躍するメンバー

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暑い室内で国内避難民(IDPs)の視力をチェックする金井昭雄O.D.

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アグダムでの作業の最終日に国内避難民(IDPs)の方々に配布された整理券

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アグダム市の市長から昼食のお招きを受ける

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作業中も笑顔の五十嵐靖雄店長

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アグダムでの3日間の作業が無事終了。メンバー、通訳、現地関係者、警察の方々と全員で記念撮影

2011.05.27

第7回 アゼルバイジャン視力支援ミッション 第二報

通算第29回 第7回 アゼルバイジャン視力支援ミッション 第二報
2011年5月27日(金)

皆様サオール!!
今回で5回目のアゼルバイジャン訪問になりました。5回目ともなるとUNHCRアゼルバイジャン事務所のメンバーも転勤などで交代し、最初に訪問したときから知っているのはドライバーのアゼルさんぐらいになってしまいました。 
今回は新千歳空港出発時に上田札幌市長ご夫妻と偶然遭遇して今回の活動を報告したり、私のアメリカ留学時代に住んでいた小さな町の知人に偶然出会ったり、在アゼルバイジャン日本国大使が偶然同じホテルに宿泊され、初日に同行・視察が決まるなど、偶然が重なる出会いが数多くあるミッションになりそうです。
本日は昨日に引き続きアグダムでの作業となりました。昨日は渡邊在アゼルバイジャン日本国大使の視察や地方のテレビ局の取材などが相次ぐ中、少々戸惑いながらの作業でもあり、視力チェック数307名と伸び悩みましたが、後半はメンバーも徐々に慣れてきたので、今日の作業は昨日の視力チェック数を上回ろうとメンバー全員気合を入れて作業にの臨みました。
作業開始前からたくさんのIDPs(国内避難民)の方が作業場の前に待っている状況で、すぐに準備を始め、金井会長のかけ声で作業が始まりました。
受付から納品までの作業がスムーズに流れたこともあり、視力チェック数433名、寄贈眼鏡数421組、日本から送る特別製作眼鏡が15組と、視力チェック数は昨日を大幅に上回る結果となりました。
ここアグダムは、アルメニアの占領地域よりわずか10数kmの所にあり、この付近でも18万人のIDPsの方々が散在していると、同行しているUNHCR職員のエルセヴァール(アグダム出身)から報告がありました。IDPsの方々のおかれている状況は相変わらずで、強度乱視や強度近視、不同視や斜視などの特別製作眼鏡の内容からみても依然厳しい環境であることが窺われます。
作業終了後、作業場であるアグダム中央病院の院長より、ここアグダムでの活動に対しての感謝の言葉と、歓待を受けました。
明日はアグダムでの作業最終日です。今、集計作業をしながら視力チェック500名を目標に頑張ろうとメンバー全員で士気を高めております。
明日は、五十嵐靖雄店長からのレポートです。皆様楽しみにしていて下さい。
それではサオ~ル!

第二報担当 : 金井 宏将 O.D.

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作業開始前から大勢の国内避難民(IDPs)の方々が会場につめかける

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眼鏡を特別製作する方々の顔幅を計測する金井宏将常務

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視力をチェックする金井昭雄会長

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視力チェックに訪れたIDP(国内避難民)の少女

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強度遠視用の眼鏡を寄贈されたIDP(国内避難民)の男の子

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木陰のレストランで、ドライバー・通訳の方々との昼食。

2011.05.25

第7回 アゼルバイジャン視力支援ミッション 第一報

通算第29回 第7回 アゼルバイジャン視力支援ミッション 第一報
2011年5月25日(水)

サラーム! アゼルバイジャンから第一日目の活動の様子を報告致します。
日本から一日半以上の長旅にもかかわらず、チーム一行は疲れを見せず元気に作業第一日を迎えました。日本語の通訳4名と、英語の通訳2名が我々の作業を助けてくれます。
初日の今日は、紛争地ナゴルノカラバフに近いアグダムから避難して来た人達(国内避難民)でできたグザンリという町の病院の施設を借り、作業を開始しました。我々の宿舎があるミンゲチェヴィルからおよそ110kmも南に離れており、移動に片道1時間半近くかかります。
日本を出発する前、外務省からの公電で私達のミッションを知った在アゼルバイジャン日本大使館の渡邊修介大使から連絡が入り、是非グザンリへ同行したいとのお申し出がありました。渡邊大使ご夫妻は、偶然アゼルバイジャン第二の都市・ガンジャで日本政府ODA案件で竣工した職業訓練学校の開設式に出席した後、ミンゲチェヴィルの我々と同じホテルに宿泊される予定になっていました。
5/23(月)、UNHCRアゼルバイジャン事務所でのブリーフィングを終えた後、バクーから5時間近くかけ、午後8時過ぎにミンゲチェヴィルに到着し、夕食中の渡邊大使ご夫妻にご挨拶する機会を得ました。
UNHCRアゼルバイジャン事務所では、アフガニスタン出身のアハマド・ジャリル・サヒブザダさんが、我々を出迎えてくれました。
5/24(火)、アグダムへは日の丸の小旗をたなびかせた黒塗りの日本大使館公用車(レクサス)に先導され、5台の車がパッシングライトを点滅させながら車列を組んで現地へ向かいました。
およそ10万人余りのIDPs(国内避難民)からなるというグザンリの市立病院入口は、既に沢山の人達でごった返していました。6人がかろうじて一緒に視力チェックができる部屋があり、早速、設営に取りかかりました。通訳の皆さんも手伝ってくれ、手際良く準備が完了し、同行された渡邊大使ご夫妻が大変感心されていました。
大震災で壊滅的な被害を受けた日本からの眼鏡寄贈のミッションチーム訪問というニュースが広まり、ローカルテレビ4社からの取材を受けました。初日とはいえ、今日は300人以上の視力チェックをこなし、良いスタートを切ることができました。今日は男女別、年齢別に様々な人達が集まりましたが、いつも以上に強度乱視、不同視、低年齢層の両眼視にかかわる機能障害の事例に遭遇し、日本から送る特別製作の眼鏡も20組近く発生しました。
早朝の気温は20℃位とやや涼しく快適でしたが、徐々に上昇し、昼間には30数℃を越え、作業をしている部屋は風通しが悪く大変蒸し暑い一日となりました。
今回はグザンリで3日間、バルダで3日間と、6日間休みなしでの作業スケジュールが組まれていますが、なんとか無事こなして皆さんの期待に応えたいと思います。
明日からのリポートにもご期待下さい。 サオール

第一報担当 : ミッション代表 金井 昭雄 O.D.

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UNHCRアゼルバイジャン事務所ではアハマド・ジャリル・サヒブザダさん(左)とフィールド担当のエルセヴァール・アガーエフさん(右)の出迎えを受ける。

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ミンゲチェヴィルのホテルで渡邊修介在アゼルバイジャン日本国大使ご夫妻と共に

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グザンリに向け出発直前の一行

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作業場となった市立病院の前で待つ大勢の国内避難民(IDPs)

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蒸し暑い環境の中、長旅の疲れも見せず国内避難民(IDPs)の視力チェックに励む金井昭雄O.D.

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丁寧に学童の両眼視機能をチェックする金井昭雄O.D.

2011.05.23

第7回 アゼルバイジャン視力支援ミッション 始動

通算第29回 第7回 アゼルバイジャン視力支援ミッション 開始
2011年5月23日(月)

今年もUNHCR(国連難民高等弁務官)アゼルバイジャン事務所の要請を受け、5月22日(日)から6月3日(金)までの日程でアゼルバイジャンの国内避難民、近隣諸国からの難民に対する視力支援ミッションを実施するため、弊社会長・金井昭雄O.D.、常務・金井宏将O.D.(地下街オーロラタウン店 店長)、大宮康之(イオン千歳店 店長)、五十嵐靖雄(アリオ札幌店 店長)、後藤しのぶ(旭川本店 マネージャー)、石畑志保(イオン発寒店)の6名が昨日早朝、札幌を出発しました。今回は新千歳空港から成田空港、トルコのイスタンブールを経て最終目的地であるアゼルバイジャンのバクーまで、同日乗り継ぎでの移動となりましたが、本日(23日)、日本時間の08:30(現地時間04:30)頃、バクーに無事到着したという連絡が入りました。

本日(23日)は現地時間の午後、UNHCRアゼルバイジャン事務所でのミーティングの後、UNHCRフィールド担当職員や通訳と共に明日からの6日間の作業地(Aghdam:アグダムとBarda:バルダ)へのベース(宿舎)となるMingechevir(ミンゲチェヴィル)のホテルに向け移動します。

現地でのメンバーの活躍と今後の活動レポートをお楽しみに...。

※O.D.(米国オプトメトリスト・ドクター)

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5月22日(日)早朝、元気に新千歳空港を出発したメンバー/写真提供 : 綱島洋一氏

2010.05.28

第6回 アゼルバイジャン 視力支援ミッション 第六報(最終報)

2010年5月28日(金) 第六報担当 : 志野原広義

日本の皆様サラ-ム!! 第六報は志野原広義がお伝えいたします。

昨晩はUNHCRアゼルバイジャン事務所・アルン・サラナルム代表のご自宅での夕食会にご招待頂きました。シャンデリアのある素敵なリビングでの20人程のホームパーティー形式で、とても楽しい時間を過ごすことができました。

写真 : UNHCR アルン・サラナルム代表宅での夕食会にお招きを受ける

写真 : 夕食会での歓談風景 アルン・サラナルム代表(左)と共に

今日は早いもので作業最終日。首都バクーに近いアブシェロンの国立眼科病院にて作業を実施しました。眼科単独とは思えぬ近代的な大きな建物で、作業は快適に進みました。検査数自体は多くはなかったのですが、日本から送る特別製作眼鏡の割合が非常に高い地域でした。またチェチェンやアフガニスタンの難民が多く、ロシア語、ペルシャ語と言語が違い、通訳のメンバーも大変苦労していました。

写真 : 作業場所となったアブシェロンの国立眼科病院

本日の検査数は164件、早川さんが41件で本日のトップと、このミッション中にどんどん成長しています。

午後からテレビ局の取材が入り、金井会長の作業の様子とインタビューを撮影。アゼルバイジャンでも高い関心が示されています。

写真 : テレビ局の取材を受ける会長・金井昭雄O.D.

金井会長と私はアリ・ハサノフ・アゼルバイジャン共和国副首相表敬訪問の為、一時バクーに戻りUNHCRのサルナラム代表と共に、副首相のオフィスでお会いする事が出来ました。面談は非常に和やかに進み、副首相は作業初日にヘリコプターでいらしたアグジャベディでの現場視察について、『御社の非常にクオリティの高いサービスに大変感激した。専門的で誰にも出来ないサービスは群を抜いている。』と賞賛頂きました。

写真 : アリ・ハサノフ副首相(右)を表敬訪問

すべての作業終了後、UNHCRオフィスでの最終報告会にてサラナルム代表より今回のミッションの成功に感謝の意が表され、来年度もぜひアゼルバイジャンへ来てほしい!!と熱望頂きました。

通訳の皆さんとのお別れの際、日本語通訳のガビルさんが『サヨナラは言いません、じゃあまた!』と言って別れました。この6日間私達と難民・国内避難民との架け橋になってくれた通訳の方々と離れるのは非常に名残惜しく感慨深いものでした。

このミッションでお世話になった方々に、チョウサオール!

2010.05.27

第6回 アゼルバイジャン 視力支援ミッション 第五報

2010年5月27日(木) 第五報担当 : 中川景子

日本の皆様サラ-ム!第5報は中川景子がお伝えいたします。

昨日に引き続き、ミンゲシェヴィールの作業場所で視力スクリーニングを行いました。本日中にバクーへ戻る関係上、午前9時から11時迄の限られた時間の中で一人でも多くの方々に見る喜びを伝えたいとメンバー一同気合が入りました。5日目ともなるとセッティングも手際よく整い、初めはスムーズに進むと思われたのですが...。

短時間のため自分の順番が回ってこないと思ったのか、メガネを求める人々が我先にと受付に押しかけ、スタッフの必死の抵抗も空しく第一ゲート、第二ゲートまで突破されてしまったのです!現場は一時騒然となりました。金井会長も自ら人々の前に立ち、穏やかになだめていらっしゃいました。最終的にUNHCRのエルセヴァールさんが椅子の上に立ち上がり、大きな身振りと声で人々を押し戻してようやく通常の状態に戻ることが出来ました。

写真 : 押し寄せる人々で混雑する作業場

アゼルバイジャンは、北海道よりやや大きい面積の国に約815万人が暮らしています。石油や天然ガスが産出され、特に首都バクー周辺は世界的な油田地帯で経済を支えています。一方車を少し走らせると、一変のどかな景色が広がり山岳地帯では牧畜が盛んで羊や牛、馬などがのんびりと牧草を食んでいます。放牧のため道路上にも平気で立ち止まり、何度も車を止められることがありました。

写真 : アゼルバイジャンの のどかな風景

アゼルバイジャンの国旗の色は青(ギョイ)・赤(グルムズ)・緑(ヤッシュ)の3色ですがそれぞれに意味があり、青はトルコ民族にとって空にいる神を表しアゼルバイジャン人がトルコ民族に由来していることを意味しています。赤は国家の発展を願うという意味、緑はイスラム教を表す色(アゼルバイジャンでは93%がイスラム教)です。赤い部分だけ見るとトルコの国旗と非常に良く似ていますが、違う所が一箇所だけあります。皆様探してみてください。

写真 : 笑顔で活躍中のメンバー

本日の作業内容は検査数208件、眼鏡寄贈数202組、日本から送る特別製作眼鏡が10組でした。非常に短時間ながらメンバーは集中して作業を行いました。明日は首都バクーでの最後の作業となります。検査総数2000件突破を目指して明日も元気一杯で頑張ります!

写真 : IDP(国内避難民)のお婆さんと中川景子(オーロラタウン店)

今夜はこれからUNHCRのご招待で夕食会に招かれています。アゼルバイジャンの食べ物はどれも本当に美味しく、今からとっても楽しみです。

写真 : ミンゲシェヴィールでの作業を終えて

それでは皆様、チョーサオール!!!

写真 : 新通訳ガリベイ君(???)

2010.05.26

第6回 アゼルバイジャン 視力支援ミッション 第四報

2010年5月26日(水) 第四報担当 : 村上 拓

皆様サラ-ム!第四報は村上がお伝えします。

本日も昨日同様、ミンゲシェヴィール市内の病院で作業が行われました。作業場に到着した時には既に大勢のIDP(国内避難民)の方々が私達の到着を待って列をなしており、昨日の検査数457名を越える作業量が容易に予想され、金井会長の「今日は500名以上やりましょう!」という掛け声にメンバーの士気も一気に高まってのスタートとなりました。

写真 : 元気にミッション遂行中のメンバー

昨日の受け付け付近での騒然とした状況を考慮し、金井常務のアイディアで視力スクリーニングをする部屋の前に6つの椅子を並べ、割り込みによるトラブルを防止、その後ろに受け付けを設置、更に後ろに第二ゲート、更に更に後ろに第三ゲートを設置するといった万全策をとりました。これが見事に功を奏し、作業は大変スムーズに行うことができましたが、目に見えないところではUNHCRのスタッフの方々が怒号を上げて殺到するIDPを整理するために奔走していたようです。UNHCRのアゼルさん、エルセヴァールさん、通訳のメンバーをはじめ、NGO(UMID)のドライバーであるセイーモさん、Save The Childrenのフーアッドさん、Netlayaのムセ-イブさん等、本当に献身的なバックアップのお蔭でこのプロジェクトが成り立っており、メンバー一同本当に心より感謝感激しています。

ミンゲシェヴィールは約60年前にできたアゼルバイジャン北部の比較的大きな街です。かつてこの地域には誰も住んでいませんでしたが、貯水池があったために人々が周辺に集まり街を形成していったそうです。天然ガスによる発電所があり、市内には多くの人々が生活しています。

若い世代になるにつれ近視が多く見られ、中には強度乱視で検査にも時間がかかり、その結果、特別製作のメガネが必要となるケースも数多く見られました。

写真 : 視力スクリーニングに励む村上店長

金井会長が検査した赤ちゃんは、分娩の際の事故で脳水腫(脳に水が溜まる状態)となったそうで、高度な医療を十分に受けることが出来ない58万人のIDPがおかれている困難な状況を垣間見ることになりました。

写真 : 金井会長による赤ちゃんの視力スクリーニング

国内避難民が多いために国際的援助が次々と撤退していく中、富士メガネのプロジェクトの存在は大変貴重なものであり政府を挙げて歓待していると、初日のUNHCRアゼルバイジャン事務所でのミーティングで感謝の言葉をいただき、また本日は作業場を訪問された大木駐アゼルバイジャン日本大使から「日本のチームがわざわざアゼルバイジャンまで来てこのような活動をしてくれ、本当に感謝します。」とのお言葉をいただきました。同行していた大使館職員のオザワ ヨシコさんは新札幌のご出身だそうで、当社のお得意様でもありました!

写真 : 大木駐アゼルバイジャン日本大使(左から2人目)と日本大使館職員が活動を視察

私達のミッションが少しでもIDPの方々の生活向上に役立てられるように、残り2日の作業も全力で当たりたいと思います!

そしてたった今、本日の集計作業が終わりました! 本日の検査総数は505件!!! 金井常務より「新記録樹立宣言」が出ました!!! 本日は流石に若干の疲れは否めませんが、メンバー一同元気一杯ミッションを遂行中です!

明日の報告もお楽しみに! サオール!

写真 : ミンゲシェヴィールの風景

2010.05.25

第6回 アゼルバイジャン 視力支援ミッション 第三報

2010年5月25日(火) 第三報担当 : 早川小百合

皆さんこんにちは!第三報担当の早川です。

今日(5/24)から作業場所が変わり、ホテルから車で10分ほどのMingechevir(ミンゲシェヴィール)市街地の病院で作業が実施されました。比較的大きな病院で、私達が到着する頃には既に大勢の人が集まっており、機材などの搬入に支障が出るほどでした。そんな光景を目の当たりにし、「見る喜び」を求める人々がこんなにもたくさんいるんだ...ということをあらためて感じ、一同身の引き締まる思いでミッションがスタートしました。

写真 : IDP(国内避難民)のお婆さんと早川小百合

狭い部屋で6人が検査を行えるようにセッティングし、次々と視力スクリーニングを行いました。今日は457名の方々の視力スクリーニングを行うことができました。メガネを受け取ってもすぐには帰らず、何度も何度も"サオール(ありがとう)"と言いに来る方もいて、そのように喜んでいる姿を見て私も嬉しく思いました。

写真 : 特別製作眼鏡用のフレームを選定

今日は特別製作眼鏡23組と、特殊事例も多い1日でした。オートレフが故障するトラブルもありましたが、そんな中、-3.00のTCを金井会長がピタリと当て、さすが!!! と感動すると同時に、今回直接ご指導いただけることにあらためて感謝しました。

写真 : ミンゲシェヴィール市街地の病院での視力スクリーニング風景

兵役中にも関わらず、特別休暇をもらって参加してくれた日本語通訳の人気者・アリベイさん(今回で3回目の参加)は、急遽兵役に戻る命令が下され、タイムリミットぎりぎりの11時まで献身的に作業を続け、みんなに惜しまれながらの別れとなってしまいました。アリベイさん、本当にありがとうございました!!!

写真 : 急遽、兵役に戻ることになった日本語通訳・アリベイさんとの別れを惜しむ

明日も同じ場所で作業を行いますが、もっともっと混雑が予想されます。

大木在アゼルバイジャン日本国大使も視察にいらっしゃる予定です。

明日の報告も楽しみにしていて下さい。
2010.05.23

第6回 アゼルバイジャン 視力支援ミッション 第二報

2010年5月23日(日) 第一報担当 : 金井 宏将O.D.

皆様サオール!本日は今回で4回目のアゼルバイジャン訪問となった金井宏将からのレポートです。

金井会長がWCO執行部会議出席のため一足早くコペンハーゲンへ出発、他のメンバーは18日の早朝に新千歳空港へ集合して、成田を経てトルコのイスタンブール空港経由でアゼルバイジャンのバクーへ向かう航路をとりました。初めての経由地、イスタンブールでは空港内(トランジット側)のホテルで入国せずに一泊することにしました。その甲斐あって翌朝はゆとりを持ってバクー入りをすることができました。

バクー空港では今回もアゼルバイジャン政府の特別な計らいによりVIPルームへ通され、スムーズに入国することができました。5月19日、深夜にはコペンハーゲンからイスタンブールを経て到着した金井会長とバクーのホテルで無事に合流しました。

翌朝はUNHCRアゼルバイジャン事務所でミーティングを済ませ、その足で350km離れたミンゲシェヴィールへアゼルさんの運転で移動、大変綺麗な川岸に建つリバーサイド・ホテルにチェックインし、翌日(5/21)から始まる作業に向けて鋭気を養いました。

img_20100523_1.jpg アグジャベディでの初日の作業はアリ・ハサノフ副首相の突然の訪問があり、現地の報道取材が入るなど慌しい時間もありましたが、比較的スムーズに310名のスクリーニングを行うことができました。

写真 : 視力の補正で両眼視が可能に

本日は昨日同様アグジャベディでの2日目の作業となりました。宿泊しているミンゲシェヴィールからは126km程離れており、連日車で片道2時間の移動です。


img_20100523_3.jpg 本日は検査総数215名、寄贈数192組、日本から送る特別製作眼鏡が9組でした。

写真 : 笑顔で大活躍。中川景子(オーロラタウン店)

この2日間の作業場はIDP(国内避難民)の方々が住んでいる所から比較的距離があり、思ったほど検査数が伸びませんでした。明後日からはミンゲシェヴィールでの作業となり、作業場はホテルから程近い市街地となります。2日間の遅れを一気に取り戻します。

img_20100523_4.jpg 次のレポートも皆様楽しみにしていて下さい! サオ~ル!

写真 : 5回目の参加となる英語通訳のファルハッドさん(後列中央)と村上拓(左)、志野原広義(前列中央)、金井宏将(右)


img_20100523_5.jpg

写真 : アグジャベディでの作業を終えて

2010.05.22

第6回 アゼルバイジャン 視力支援ミッション 第一報

2010年5月22日(土) 第一報担当 : 金井 昭雄O.D.

サラーム! 第6回アゼルバイジャン視力支援ミッション現地リポートの第一報です。第一日目、アグジャベディでの作業を終え、チームのメンバーは今、本日の作業の集計を行っています。アグジャベディは宿舎から126kmの遠隔地にあり、車で悪路を移動するため往復4時間近くもかかりますが、全員元気で一日目のスケジュールを終えました。

今回のミッションはオーストリア航空のフライトスケジュールの大幅な変更に伴い、ウイーン経由を断念して初めてトルコ航空でイスタンブールを経由し、バクーに入るという経路を採用しました。更に私が5月18日コペンハーゲンで開催された世界オプトメトリー会議(WCO)の執行部会議と続いて開催されたアジア太平洋オプトメトリー会議(APCO)の理事会出席のため、先に到着したチームとは別のスケジュールで深夜(5月20日の早朝)バクーに入り、ヨーロッパホテルで感激の合流を果たしました。

空港には当社専属となったUNHCRアゼルバイジャン事務所のアゼルさんが二度に亘って出迎えてくれましたが、偶然ジュネーヴからの国連人権問題担当代表と同じ飛行機に乗り合わせたため、アゼルバイジャン政府の移民・難民・IDP(国内避難民)担当のグルバン・サディコフ部長が我々二人を出迎えてくれるというビッグサプライズがありました。

img_20100522_4.jpg ミッションは5月20日(木)から本格的に始動しました。朝9時にUNHCRアゼルバイジャン事務所に関係者全員が集合、出発前のミーティングを行い、通訳の皆さんとの挨拶を交わしました。今年は日本語通訳4名、英語通訳2名をお願いしました。それぞれに女性が一人ずつ加わり、華やかなチームとなりました。ミーティングでは寄贈品としてご協賛いただいた株式会社ニデック様からの眼内レンズとシーメンス ヒアリングインスツルメンツ株式会社様からの補聴器の贈呈式も行いました。

写真 : 5月20日(木)、ミーティングを終えUNHCR関係者、通訳と共に(バクーにて)

今年もUNHCRアゼルバイジャン事務所から事前に当社の活動についてプレスリリースが発信されていました。

img_20100522_1.jpg
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第一日目の作業地はアゼルバイジャン西部に位置するアグジャベディという町ですが、宿舎は北西に126kmも離れたミンゲシェヴィール(Mingechevir)という町の綺麗な川に沿って建てられた「リバーサイド・ホテル」に準備されました(バクーからおよそ320km)。アグジャベディには4年前(2006年)に一度訪問したことがあります。ここはナゴルノカラバフ、ラチン(Lachin)地方からおよそ7千人のIDP(国内避難民)が集団で移植した土地で、様々な支援の手を必要としているところです。

写真上 : 長旅の疲れも見せず視力スクリーニングに励む会長・金井昭雄O.D.と通訳の女性(中央)(アグジャベディにて)

写真下 : 児童にフライ・ステレオテストを実施する会長・金井昭雄O.D.

img_20100522_3.jpg 作業中、ジュネーヴからの国連人権問題担当代表者の視察にアリ・ハサノフ副首相が直々にヘリコプターで同行、アグジャベディの我々の活動現場を視察されました。サディコフ移民・難民・IDP(国内避難民)担当部長、サラナルムUNHCRアゼルバイジャン事務所代表らも同行され、テレビや新聞など多数のメディアの取材が行なわれました。ハサノフ副首相は、当社の継続した支援活動について何度も強調し、高く評価いただきました。

写真 : アリ・ハサノフ副首相(右)が活動を視察。つめかける取材・報道陣

今年のアゼルバイジャンは雨が多く、一部川が氾濫して村が水没しているところがあるそうです。また、気温も低く、ここにも異常気象の影響が出ているようです。

明日もアグジャベディで作業を行います。次回からのリポートも楽しみにしていて下さい。
2010.05.18

第6回 アゼルバイジャン 視力支援ミッション始動 2010年5月18日(火)

通算第28回 第6回 アゼルバイジャン視力支援ミッション始動

img_20100518_1.jpg 今年もUNHCR(国連難民高等弁務官)アゼルバイジャン事務所の要請を受け、5月18日(火)から29日(土)までの日程でアゼルバイジャンの国内避難民、近隣諸国からの難民に対する視力支援ミッションを実施するため、弊社 常務・金井宏将O.D.(オーロラタウン店 店長)、村上 拓(元町ジャスコ店 店長)、志野原広義(野幌店 店長)、中川景子(オーロラタウン店 マネージャー)、早川小百合(円山店 マネージャ-)が本日早朝に札幌を出発、新千歳空港から成田空港を経て、トルコのイスタンブールへ向け元気に旅立ちました。

第1回(2005年)から昨年(第5回)まではオーストリアのウィーンを経由してアゼルバイジャンのバクーへという入国経路でしたが、今年は移動日程にロスが出ることから、今回初めてトルコのイスタンブールを経由するという経路に変更しました。

写真:今朝、新千歳空港を出発したメンバー

ミッションを率いる会長・金井昭雄O.D.はWCO(World Council of Optometry:世界オプトメトリー会議)の執行部会議に出席のため、5月17日(月)に既にデンマークのコペンハーゲンに向け出発。他の5名のメンバーは本日札幌を出発して5月19日(水)午後に一足早くバクーに到着、同日深夜に会長・金井O.D.はバクーのホテルでメンバーと合流する予定です。

5月20日(木)から現地でUNHCRとのミーティングや通訳との顔合わせ、地方都市への移動など、ミッションが本格的にスタートします。現地からのレポートを随時速報として発信し、元気に活躍するメンバーの様子を伝えていく予定です。お楽しみに。
2009.05.26

第5回 アゼルバイジャン視力支援ミッション 第七報(最終報)

2009年5月26日(火) 第七報(最終報)担当 : 金井 昭雄O.D.

サラーム!

第5回アゼルバイジャン・ミッションもいよいよ今日で最終日を迎え、バクーの北約15キロに位置するアブシェロンという街での2日目の作業を終え、総てのスクリーニング・スケジュールを無事終了しました。チームのメンバーは皆元気です。

写真 : 無事全ての作業を終了し、晴れやかな表情のメンバーと通訳ら
5月のアゼルバイジャンは比較的涼しく、余り暑さに苦しめられることはありませんでした。このまま無事に帰国出来そうです。

アブシェロンではCCP(カスピアン・コンパッション・プロジェクト)というキリスト教系NGOの完成間近い真新しいメディカル施設を借り、スタッフの協力を得て、スムーズに作業が進行しました。CCPには、第1回のミッションからバクーでの活動で色々お世話になっています。ミッションで使わなかった眼鏡をUNHCRがこのクリニックに委託し、通年で活用してもらっているほか、日本から寄贈した眼内レンズを白内障術後に移植する手術も行っています。今回、過去二年間の活動報告書をいただきました。ここでも検査の対象は主に国内避難民(IDPs)でしたが、時々、アフガン、チェチェン、ペルシャ(イラン)からの難民が訪ねて来たほか、近郊に生活している社会的困窮者も含まれていました。

写真 : アブシェロンでの視力スクリーニング/小島直樹店長

日を追うごとに通訳の皆さんとのコミュニケーションも深まり、スクリーニングのピッチも上がって来ました。今年は英語通訳のファルハッドさんが専ら検査に入り、検査の能力・技術が特段に高まりました。ファルハッドさんは医学生で、検査に大変興味をもっており、毎回熱心に研修を受けています。指導に対する飲み込みも早く、今回それが大きな成果となって現われ、検査数では一番となり、チームの主戦力となる成長ぶりでした!また、日本語通訳のアリベイさんが一人でメガネの納品を担当してくれ、納品担当者として現場を取り仕切り、一つのミステークも許さない正確な作業ぶりでした。大学卒業後は同じ日本語通訳のフェテリさんと一緒に一年間軍隊に入るそうです。

今回の作業総数は1,800人近くで、選定した眼鏡の数は1,550組余りでした。ミッション終了後、日本から特別製作して贈る眼鏡の総数は120組近くにのぼり、昨年の実績(74組)を大きく上回りました。従来のミッションと比べ、今回は強度近視・乱視の事例や小児用眼鏡が増えているのが特徴です。また、年齢別には20歳以下の検査数が20%近くで、昨年の13%を大きく上まっています。

写真 : 視力チェックを受けた男の子と(上田修平さん)
昨日午前11時に、UNHCR事務所のアルン・サラ・ガルム新代表と共にアリ・ハサノフ副首相を官邸に表敬訪問致しました。「地方から感謝の電話がたくさんかかって来ている」、「メガネによる視力改善の活動は本当に喜ばれています。言葉で言い尽くせないほど皆感謝しています」、「毎日入ってくる報告は、逐次アリエフ大統領にも伝えています。大統領も大変喜んでいます」など、我々の活動は国を挙げて歓迎されているようです。

また今日は1983年のミッション開始以来、初めて日本国大使公邸に夕食の招待を受け、ご馳走になって来ました。大使公邸は滞在中のヨーロッパホテルから歩いて5分位の間近にあり、UNHCR事務所のすぐ隣にあります。夕食会は大木正充大使の暖かいお心遣いと、中島参事官、松沢経済主席担当官ほか、皆様からも心のこもった歓迎を受けました。会食中、大木大使から日本国大使としてのアゼルバイジャンや中東での興味深い活動体験や様々な苦労話を聞かせていただき、あっという間に時間が過ぎてしまいました。

写真上 : 大木正充 在アゼルバイジャン日本国大使から夕食にお招きいただく(大使公邸にて)。日本から持参した2006年「ナンセン難民賞」記念のルーペ式ペーパーウェイトを贈呈

写真下 : 大木在アゼルバイジャン日本国大使(左から二人目)はじめ、大使館職員の方々から暖かいおもてなしを受けた一行
明日は10時にUNHCR事務所でミーティングが予定されていますが、これでオフィシャルなスケジュールの総てを終了します。夜にはUNHCRアゼルバイジャン事務所のお招きによる夕食会があります。ホテルに戻って数時間仮眠した後、午前2時にホテルをチェックアウトし、4時45分のフライトでウイーンに向け帰途に着きます。

新型H1N1インフルエンザへの成田空港での対応も少しソフトになって来たようで、安心して帰路につきます。ミッション中たくさんの皆様から暖かい応援をいただきました。本当にありがとうございます。チョウ・サオール!
2009.05.25

第5回 アゼルバイジャン視力支援ミッション 第六報

2009年5月25日(月) 第六報担当 : 青木 みゆき

皆さんこんにちは!残りわずかとなったミッション、第六報は青木がお伝えします。

5月24日(日曜日)

昨日はShaki(シェキ)の町で街並みや17世紀に作られたお城を見学しました。ステンドグラスの壁、王様を称える絵画が描かれた壁や天井に一同感動しました。お城を見学中、日本人が珍しいのか、地元の子供たちに囲まれ、記念撮影会がはじまりました。記念撮影に順番待ちの列ができるほどでした。本日のShaki滞在でこれまでの疲れを癒しました。

写真 : Shaki(シェキ)で地元の子どもたちに囲まれ、笑顔で記念撮影に応じる一行

5月25日(月曜日)

今日は急遽、金井会長がアリ・ハサノフ アゼルバイジャン共和国副首相にお会いすることになり、午前中は金井会長と上田さんの2人と他4名のメンバーと別行動になりました。このミッションで初めてチームリーダーである金井会長不在での設営、検査ではありましたが、金井宏将O.D.を筆頭に、2人が戻るまで順調に作業を進めました。

写真 : 視力チェックをする金井宏将常務
今日はイラン、アフガニスタン、パキスタン、チェチェンからの難民の方々も検査対象になっており、今回のミッションで初めて、国内避難民以外の検査をすることになりました。そのため、英語、アゼルバイジャン語、ロシア語が通じないという予想外のハプニングもありました。

そんな中、本日の検査数IDP(国内避難民)111名、地元の方々26名、難民118名、合計255名の方々の検査をすることができました。

写真 : 視力チェックをする上田修平さん
副首相を訪問した金井会長の話によると、UNHCRアゼルバイジャン事務所のアルン・サラーナルム代表と合流し、そこから車で少し移動した副首相の第2オフィスでアリ・ハサノフ副首相にお会いしたそうです。

写真 : アリ・ハサノフ副首相(写真中央)を訪問した一行
左から : エルセヴァール・アガイェフUNHCRフィールド担当官、金井会長、アルン・サラーナルムUNHCRアゼルバイジャン事務所代表、上田修平さん

建物のセキュリティはそれほど厳しくなかったそうです。お会いするのは四度目となるハサノフ副首相には非常に和やかな雰囲気で迎えていただき、このミッションがアゼルバイジャンにとって大変有意義なものであり、とても感謝しているとの謝辞があったそうです。今回のゴランボイ、ガンジャでの活動に対する反響の電話もあったそうです。

確実に私たちの活動はアゼルバイジャンの方々に影響していることを実感し、喜びを感じています。軽いご挨拶のつもりが、気がつけば、40分という長い時間に亘ってお話は続いたそうです。

写真 : アゼルバイジャン共和国アリ・ハサノフ副首相と談笑する金井昭雄会長
明日は作業最終日となっております。夜には在アゼルバイジャン日本国大使から夕食のお招きをいただいています。
2009.05.23

第5回 アゼルバイジャン視力支援ミッション 第五報

2009年5月23日(土) 第五報担当 : 上田 修平

皆様サラ-ム!本日は上田がアゼルバイジャンのSheki(シェキ)から5回目のレポートをお送り致します。

本日のミッションは昨日、一昨日と同じくGanja(ガンジャ)で実施されましたが、訪れる難民の方々は車で10分ぐらい離れたGoygol(ゴイゴル)の方々でした。

写真 : 視力チェックに励む上田さん
本日私は初めてメガネの納品を担当させていただくことになり、通訳のアリベイ君と一緒にメガネを選定・調整して手渡し、日本で特別製作するメガネのフレームを選んで事前調整するといった作業をしました。

写真 : 納品を担当した上田さんと通訳のアリベイさん
沢山の新しいメガネを前に、検査を終えた難民の方々が我先にと押し寄せる場面もありましたが、メガネを手にすると、皆満面の笑顔でサオール!(ありがとう)と声をかけ、よく見えることを再確認していました。

昨日までの検査でもそうでしたが、出発前、不安だらけで十分な準備もないまま気づけばアゼルバイジャンに来ていた自分が、言葉も通じない異国の方々に、「視力」という共通点だけで、本当に喜び、感謝してもらえたこと・・・。これほど素晴らしい経験はありません。

検査も慣れ始めると、事前に日本でご指導いただいた甲斐もあり、何とか形になるようになりました。本当に感謝しています!有難うございます。今日は半日の作業のため、あっという間に終わってしまった感じを受けました。だいぶこのミッションにも慣れてきたようです。


写真 : 作業を終え、現地協力者と共に
午後からは休養を取るべくShaki(シェキ)へ移動すること約3時間。見渡す限りの荒野を走っていたかと思うと突然、緑の茂る山々に囲まれ、まるで大雪山を目の前にしたかのような景色の素晴らしい町に到着しました。標高の高い所に位置する町を更に登り、泊まるペンションの名は『パノラマ』。その名のとおり絶景を見下ろすことができ、夕食までの時間、ゆっくりと寛ぐことができました。

写真 : 緑豊かな山間の古都・シェキの風景

写真 : シェキで鋭気を養う
ミッションも残すところ残りわずかとなりますが、このミッションに参加させていただいた事を何より感謝しています。

約1,800人もの人々に6人といった少人数でミッションを実施することは困難です。このミッションのために細かい準備をして下さった方々、寄贈する大量のメガネを作り上げた富士メガネの社員の皆様、それを分類・管理・梱包して下さった商品部の方々、ミッションで不在中のメンバーの欠員を埋めて働いて下さっている各店の皆さん、そしてこのミッションを長きに亘って続けてきた金井会長と富士メガネの活動、技術に感激し感謝します。

残りのミッションも精一杯頑張ります。次回は青木店長からの報告になります。
2009.05.22

第5回 アゼルバイジャン視力支援ミッション 第四報

2009年5月22日(金) 第四報担当 : 小島 直樹

皆様サラーム!本日は小島が速報をお届けします。

本日は作業3日目。昨日同様、Ganja(ガンジャ)での作業です。前日と同じ場所での作業で設営などの準備もないため、朝は比較的のんびりした状態で動き始めました。

同じホテルにドイツからの観光客20名程が宿泊しており、作業場へ出発する際にBakuに移動する一行と一緒になりました。我々に興味を示した彼らとちょっとした交流がありました。その時にドイツ人からGanja近郊に第2次大戦後、ドイツ人が入植した村があるとの情報を得て、作業場に向かう前にその村に行ってみることにしました。アゼルバイジャンとは一風違った街並みで、そこにはワイン工場があり、つかの間、他の国に迷い込んだような錯覚に陥りました。

写真 : 同じホテルに滞在していたドイツ人観光客から握手を求められる金井昭雄会長

写真 : 作業出発前にバクーへ向かうドイツ人観光客一行と交流
作業場に到着早々から昨日の金井会長のテレビ取材の影響による作業の混雑を予測しましたが、比較的落ち着いた状態で滞りなく作業を終えることができました。今日の特記は、小林さんが金井会長の隣で直接検査の指導を受け、昨日よりも作業量が増え、貴重な戦力となったことです。小林さんは検査室に入ると怖がって泣き叫ぶ子供を日本語であやして笑顔にさせるといった才能を発揮し、非常に助けられました。

本日の検査総数は322名、特別製作眼鏡は23組となりました。特別製作眼鏡は子供のものが多く、あらためてアゼルバイジャンの国内避難民がおかれている厳しい現実を見ると共に、視力が悪いことに気づいて眼鏡が容易に手に入る日本での生活は幸せなんだ・・・と思いました。

写真 : 大活躍のUNHCRシニアドライバー アゼルさん(左から二人目)、ノブルーズさん(左から三人目)と通訳、現地スタッフ
見るもの全てが刺激的で、感激しながら日々を送っております。気が付くと作業も半分終了し、ちょっと寂しく感じる部分もあります。明日はGanja(ガンジャ)での半日の作業後、Sheky(シェキ)への移動です。折返し地点ですが後半も皆で力を合わせてミッションを成功させたいと思います。

写真 : Ganja(ガンジャ)の街並み
明日は上田さんの報告になります。ご期待ください。サオール!
2009.05.21

第5回 アゼルバイジャン視力支援ミッション 第三報

2009年5月21日(木) 第三報担当 : 金井 宏将O.D.

皆様サラーム!!今日は金井宏将からのレポートです。

今回で3回目のアゼルバイジャンでのミッション参加となりますが、今回は5月の実施となったため、去年と比べ気温が低く、検査室の温度も上がらず、今までのところ大変快適に過しております!また、過去4回のミッションを熟知してくれているUNHCRシニアドライバーの細やかな気遣いにより何の不自由・不都合もなくミッションが進行しております。

img_0521_14.jpg 本日は「Ganja(ガンジャ)」での作業となりました。作業場までの移動時間も短く、10分弱での到着となりました。今回の作業場は今までのミッションの中でも一番良い環境です。

写真:ガンジャでの作業場所
本日は喧騒や大きな問題もなく、作業終了となりました。個人的には、1日を通して今までになく子供の検査が多かったように思われます。(1~19歳までの件数は30件でした。)また、度数的に特殊なために日本から送ることになる別作の件数が異常に多い一日で(32件)、眼鏡の納品を担当した小林さんが一番忙しそうでした。

img_0521_12.jpg
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自分が担当したIDP(国内避難民)の中で印象的だったのは、-28.00Dの女性と幼い姉妹で、6歳のお姉ちゃんが-19.00D、5歳の妹が-12.00Dという強度の近視でした。この姉妹は今までに眼鏡をかけたこともなく、彼女たちの置かれた状況の厳しさをあらためて感じさせられました。(5歳の妹は初め検査を怖がり、泣き叫んでいましたが、最終的には笑顔で検査を終了しました。)

写真上 : 視力スクリーニングを受ける強度近視のIDP(国内避難民)の女の子
写真下 : IDP(国内避難民)のお婆さんと上田修平さん

img_0521_15.jpg 作業終了間際にアゼルバイジャンのテレビ取材クルーが来て、金井会長が検査をしている様子を取材し、インタビューが行われました。

写真:アゼルバイジャンのテレビ取材クルーのインタビューを受ける金井昭雄会長
今日は予定していた作業もスムーズに終了し、午後5時にはホテルに戻り、統計作業も夕食前に終えることができました。本日の検査数は315名でミッション後に日本から送る特別製作眼鏡32組になりました。

明日も本日と同じ場所で作業にかかります。今日取材されたインタビューが即日放送されるとのことでしたので、明日のIDP(国内避難民)の人数が本日よりも多くなると予想されます。メンバー力を合わせて作業に取り組みたいと思います。

それでは皆さまサオール~!