2009年5月26日(火) 第七報(最終報)担当 : 金井 昭雄O.D.
サラーム!
第5回アゼルバイジャン・ミッションもいよいよ今日で最終日を迎え、バクーの北約15キロに位置するアブシェロンという街での2日目の作業を終え、総てのスクリーニング・スケジュールを無事終了しました。チームのメンバーは皆元気です。
写真 : 無事全ての作業を終了し、晴れやかな表情のメンバーと通訳ら
5月のアゼルバイジャンは比較的涼しく、余り暑さに苦しめられることはありませんでした。このまま無事に帰国出来そうです。
アブシェロンではCCP(カスピアン・コンパッション・プロジェクト)というキリスト教系NGOの完成間近い真新しいメディカル施設を借り、スタッフの協力を得て、スムーズに作業が進行しました。CCPには、第1回のミッションからバクーでの活動で色々お世話になっています。ミッションで使わなかった眼鏡をUNHCRがこのクリニックに委託し、通年で活用してもらっているほか、日本から寄贈した眼内レンズを白内障術後に移植する手術も行っています。今回、過去二年間の活動報告書をいただきました。ここでも検査の対象は主に国内避難民(IDPs)でしたが、時々、アフガン、チェチェン、ペルシャ(イラン)からの難民が訪ねて来たほか、近郊に生活している社会的困窮者も含まれていました。
写真 : アブシェロンでの視力スクリーニング/小島直樹店長
日を追うごとに通訳の皆さんとのコミュニケーションも深まり、スクリーニングのピッチも上がって来ました。今年は英語通訳のファルハッドさんが専ら検査に入り、検査の能力・技術が特段に高まりました。ファルハッドさんは医学生で、検査に大変興味をもっており、毎回熱心に研修を受けています。指導に対する飲み込みも早く、今回それが大きな成果となって現われ、検査数では一番となり、チームの主戦力となる成長ぶりでした!また、日本語通訳のアリベイさんが一人でメガネの納品を担当してくれ、納品担当者として現場を取り仕切り、一つのミステークも許さない正確な作業ぶりでした。大学卒業後は同じ日本語通訳のフェテリさんと一緒に一年間軍隊に入るそうです。
今回の作業総数は1,800人近くで、選定した眼鏡の数は1,550組余りでした。ミッション終了後、日本から特別製作して贈る眼鏡の総数は120組近くにのぼり、昨年の実績(74組)を大きく上回りました。従来のミッションと比べ、今回は強度近視・乱視の事例や小児用眼鏡が増えているのが特徴です。また、年齢別には20歳以下の検査数が20%近くで、昨年の13%を大きく上まっています。
写真 : 視力チェックを受けた男の子と(上田修平さん)
昨日午前11時に、UNHCR事務所のアルン・サラ・ガルム新代表と共にアリ・ハサノフ副首相を官邸に表敬訪問致しました。「地方から感謝の電話がたくさんかかって来ている」、「メガネによる視力改善の活動は本当に喜ばれています。言葉で言い尽くせないほど皆感謝しています」、「毎日入ってくる報告は、逐次アリエフ大統領にも伝えています。大統領も大変喜んでいます」など、我々の活動は国を挙げて歓迎されているようです。
また今日は1983年のミッション開始以来、初めて日本国大使公邸に夕食の招待を受け、ご馳走になって来ました。大使公邸は滞在中のヨーロッパホテルから歩いて5分位の間近にあり、UNHCR事務所のすぐ隣にあります。夕食会は大木正充大使の暖かいお心遣いと、中島参事官、松沢経済主席担当官ほか、皆様からも心のこもった歓迎を受けました。会食中、大木大使から日本国大使としてのアゼルバイジャンや中東での興味深い活動体験や様々な苦労話を聞かせていただき、あっという間に時間が過ぎてしまいました。
写真上 : 大木正充 在アゼルバイジャン日本国大使から夕食にお招きいただく(大使公邸にて)。日本から持参した2006年「ナンセン難民賞」記念のルーペ式ペーパーウェイトを贈呈
写真下 : 大木在アゼルバイジャン日本国大使(左から二人目)はじめ、大使館職員の方々から暖かいおもてなしを受けた一行
明日は10時にUNHCR事務所でミーティングが予定されていますが、これでオフィシャルなスケジュールの総てを終了します。夜にはUNHCRアゼルバイジャン事務所のお招きによる夕食会があります。ホテルに戻って数時間仮眠した後、午前2時にホテルをチェックアウトし、4時45分のフライトでウイーンに向け帰途に着きます。
新型H1N1インフルエンザへの成田空港での対応も少しソフトになって来たようで、安心して帰路につきます。ミッション中たくさんの皆様から暖かい応援をいただきました。本当にありがとうございます。チョウ・サオール!
サラーム!
第5回アゼルバイジャン・ミッションもいよいよ今日で最終日を迎え、バクーの北約15キロに位置するアブシェロンという街での2日目の作業を終え、総てのスクリーニング・スケジュールを無事終了しました。チームのメンバーは皆元気です。
写真 : 無事全ての作業を終了し、晴れやかな表情のメンバーと通訳ら
5月のアゼルバイジャンは比較的涼しく、余り暑さに苦しめられることはありませんでした。このまま無事に帰国出来そうです。
アブシェロンではCCP(カスピアン・コンパッション・プロジェクト)というキリスト教系NGOの完成間近い真新しいメディカル施設を借り、スタッフの協力を得て、スムーズに作業が進行しました。CCPには、第1回のミッションからバクーでの活動で色々お世話になっています。ミッションで使わなかった眼鏡をUNHCRがこのクリニックに委託し、通年で活用してもらっているほか、日本から寄贈した眼内レンズを白内障術後に移植する手術も行っています。今回、過去二年間の活動報告書をいただきました。ここでも検査の対象は主に国内避難民(IDPs)でしたが、時々、アフガン、チェチェン、ペルシャ(イラン)からの難民が訪ねて来たほか、近郊に生活している社会的困窮者も含まれていました。
写真 : アブシェロンでの視力スクリーニング/小島直樹店長
日を追うごとに通訳の皆さんとのコミュニケーションも深まり、スクリーニングのピッチも上がって来ました。今年は英語通訳のファルハッドさんが専ら検査に入り、検査の能力・技術が特段に高まりました。ファルハッドさんは医学生で、検査に大変興味をもっており、毎回熱心に研修を受けています。指導に対する飲み込みも早く、今回それが大きな成果となって現われ、検査数では一番となり、チームの主戦力となる成長ぶりでした!また、日本語通訳のアリベイさんが一人でメガネの納品を担当してくれ、納品担当者として現場を取り仕切り、一つのミステークも許さない正確な作業ぶりでした。大学卒業後は同じ日本語通訳のフェテリさんと一緒に一年間軍隊に入るそうです。
今回の作業総数は1,800人近くで、選定した眼鏡の数は1,550組余りでした。ミッション終了後、日本から特別製作して贈る眼鏡の総数は120組近くにのぼり、昨年の実績(74組)を大きく上回りました。従来のミッションと比べ、今回は強度近視・乱視の事例や小児用眼鏡が増えているのが特徴です。また、年齢別には20歳以下の検査数が20%近くで、昨年の13%を大きく上まっています。
写真 : 視力チェックを受けた男の子と(上田修平さん)
昨日午前11時に、UNHCR事務所のアルン・サラ・ガルム新代表と共にアリ・ハサノフ副首相を官邸に表敬訪問致しました。「地方から感謝の電話がたくさんかかって来ている」、「メガネによる視力改善の活動は本当に喜ばれています。言葉で言い尽くせないほど皆感謝しています」、「毎日入ってくる報告は、逐次アリエフ大統領にも伝えています。大統領も大変喜んでいます」など、我々の活動は国を挙げて歓迎されているようです。
また今日は1983年のミッション開始以来、初めて日本国大使公邸に夕食の招待を受け、ご馳走になって来ました。大使公邸は滞在中のヨーロッパホテルから歩いて5分位の間近にあり、UNHCR事務所のすぐ隣にあります。夕食会は大木正充大使の暖かいお心遣いと、中島参事官、松沢経済主席担当官ほか、皆様からも心のこもった歓迎を受けました。会食中、大木大使から日本国大使としてのアゼルバイジャンや中東での興味深い活動体験や様々な苦労話を聞かせていただき、あっという間に時間が過ぎてしまいました。
写真上 : 大木正充 在アゼルバイジャン日本国大使から夕食にお招きいただく(大使公邸にて)。日本から持参した2006年「ナンセン難民賞」記念のルーペ式ペーパーウェイトを贈呈
写真下 : 大木在アゼルバイジャン日本国大使(左から二人目)はじめ、大使館職員の方々から暖かいおもてなしを受けた一行
明日は10時にUNHCR事務所でミーティングが予定されていますが、これでオフィシャルなスケジュールの総てを終了します。夜にはUNHCRアゼルバイジャン事務所のお招きによる夕食会があります。ホテルに戻って数時間仮眠した後、午前2時にホテルをチェックアウトし、4時45分のフライトでウイーンに向け帰途に着きます。
新型H1N1インフルエンザへの成田空港での対応も少しソフトになって来たようで、安心して帰路につきます。ミッション中たくさんの皆様から暖かい応援をいただきました。本当にありがとうございます。チョウ・サオール!








